
2020-05-07
こんにちは。Hideです。
今回は、新型コロナウイルスの影響で母国に帰れなくなってしまったタイ人のフラットメイト(同居人)のお話をします。
このお話は彼女から直接聞いた話ではなく、
僕たちの家のオーナーを務めるタイ人のフラットメイトから聞いたお話です。
僕も、職を見つけることができず、苦労しているうちの1人ですが、
自分よりもずっと大変な思いをしている人が身近なところにいます。
このことを受け、ルームメイトの2人と話し合って、大きな決断をしました。
現在、世界中で新型コロナウイルスの流行を受け、どの国も鎖国状態にあります。
皆さん、ご存知のように外国人はもちろん、その国の永住権を持つ人ですら
母国に帰れない状況が続いています。
そして、僕たちの住んでいるブリスベンが位置するクイーンズランド州では、今のところ、
留学生に対する経済的援助は行われていません。
(メルボルンが位置するビクトリア州では、職を失った留学生に対し、最大約7万7000円の
経済的援助を行うことが既に発表されています。)
彼女も同様に、職を失い、さらには国に帰る事もできなくなってしまっています。
どうやらオーナーいわく、かなり苦しい生活をしているみたいで、
オーナーから食料を分けてもらうこともあるほど。
ですが、決してオーナーも余裕があるわけではないみたいです。
実は、この状況でも一応、母国に帰ることは可能のようですが、
便数が極端に少なく、費用が桁違いに高いようです。
実際に、1週間前にタイ人の友達が母国に帰ることができています。
ですが、その選択をせずにオーストラリアに残っているということは、
その選択をするほどの経済的な余裕がないのかもしれません。
実は、彼女の話だけでなく、2つのことをオーナーから提案されました。
1つ目は、家賃の値上げの提案。
コロナウイルスの影響で、オーナーも職を失っていて、生活が苦しいと。
その上、僕たち3人が引っ越してきてから、水道代、光熱費が跳ね上がっていると。
そこで、5ドル、もしくは10ドルでもいいから家賃を多く払うことはできないか。
という提案を受けました。
もう1つは、同じアパート内での引っ越しの提案。
実は、僕は本来は2人部屋の寝室にペルー人と日本人のルームメイトと3人で暮らしています。
「窮屈そうだから、他の3人で住める空き部屋紹介するよ!」
と、最初は「親切なオーナーだなぁ。」と感じましたが、
同時にこんなことも言ってきました。
「水道代とか光熱費とかは俺が出すよ!」と、
そこで、僕は疑問を持ちました。
さっき、自分は仕事を失った上に、水道代、光熱費が跳ね上がっていて、苦しい状況だと。
家賃を上げたいとまで言ってきたのに。
なぜ、そこまでして僕らに引っ越しを勧めてくるのか。
僕たちが家を出たら、3人分の家賃を賄うために家賃を上げてまた誰かを呼び込む必要があります。
本当にただの優しさなのでしょうか。
僕たちは、そうは思いませんでした。
何か、僕らを追い出したい理由があるのではないのかと思いました。
そこで3人で考えた原因が2つ。
1つ目は、寝室が狭いが故に、1日のほとんどの時間をリビングやバルコニーで過ごす僕たちを見て、彼らが窮屈感を感じたのかもしれないということ。
実は、僕たち、1つの家に8人で生活しています。
そりゃ、窮屈感を感じますよね。
もう1つは、苦しい生活をしているタイ人たちからしたら、
僕たち3人の生活は余裕のある生活に思われたのかもしれません。
もちろん、僕たちからしたら普通の生活をしているだけですが、
彼らと比べると、贅沢なものを食べていると思われても仕方ないと思います。
そして、ルームメイトとよく話し合って、引っ越しを視野に入れる決断をしました。
もちろん、自分より苦しい生活をしている人たちが身近にいることを知って、
自分たちのできる限りの手助けはしたいと思いましたが、
彼らが僕たちに対して、何かしらの言えない悩みを抱えているのであれば、
僕たちがここを去るのが1番の解決策だと考えます。
普段は、みんな親切に接してくれて何も嫌な思いをしませんが、
経済面の話になると、色々と考えさせられます。
僕たちには、僕たちのしたい生活をする権利があるし、
彼らのことを気にかけながら、生活するのは僕たちの望む答えではありません。
今回は、重たいテーマになりましたが、こういう状況の中で留学しているからこそ、
考えさせられたことなので、日本の皆さんにも知ってほしいと思い、取り上げました。
まだ、引っ越すことは確定ではありませんが、引っ越し先を探しながら、
オーナーとももう1回話してみて、
なぜ、部屋の移動を勧めてきたのかを聞いてみようと思います。
以上、Hideのブリス勉記録でした。最後まで見ていただき、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう!